← Blog 2025.05.01 コラム

会社員時代に学んだ、Webで仕事を取る考え方

私は長く会社勤めをしておりました。営業も経理も総務も、ひととおり経験させていただきました。その中で学んだ「Webで仕事を取る」ということについての、ささやかな考えをお話しいたします。

私は長く一般の会社で働いてまいりました。営業、経理、総務、いろいろな部署を経験させていただきまして、最後の十数年はずっと事務畑におりました。その立場から見ていて感じたのは、「Webサイトを作る」ことと、「Webで仕事を取る」ことは、ずいぶん違う、ということです。

サイトを作っただけでお仕事の依頼が舞い込んでくる、ということは、ほとんどありません。とくに、地に足のついた事業をされている中小企業の場合、お客様は「サイトを見て即決」ではなく、「サイトを見て、社長の人柄を確かめ、知り合いに評判を聞き、それから問い合わせる」という長い検討期間を経て、ようやく一通のメールを送ってくださいます。

ですから、ホームページに載せるべき情報は、「商品の機能」だけではないと、私は考えています。社長個人の人柄、創業からの歩み、現場の社員さんの声、過去にお引き受けしたお仕事の積み重ね——こうした、検証可能な「信用の手がかり」を、丁寧に並べていくことです。

横文字でいうと「コンテンツマーケティング」ですとか「オウンドメディア」と呼ばれる考え方ですが、本質はとてもシンプルです。「人を信用するときに、私たちは何を見ているか」——その問いを、Webサイトに落とし込むだけです。

広告で目立つこともたしかに大事ですが、それは「知ってもらう」ところまで。最後の決め手は、いつの時代も、「この人にならお願いしてみたい」という気持ちです。Webは、その気持ちを生むための、地味で、長くつづく仕事だと思っています。

#経営 #Web集客 #コラム
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